本日、「緊急経済対策補正予算案」が第348回臨時県議会で可決されました。
基本方針は、
1)感染拡大防止対策の強化と医療・検査体制の充実
2)地域産業・県民生活への支援(甚大な影響を受けている本県の雇用・事業活動・生活を守り抜き、経済の力強い回復のための基盤を築く)
3)収束後における地域の元気づくり
の予算の総額は3,916億円、阪神淡路大震災直後の追加補正予算4,234億円に次ぐ規模です。
補正予算の概要はこちらからご覧下さい。
本会議に先立って、議運で議事順序の確認等、議員団総会でその結果と今後の予定確認、本会議で知事から上程議案の提案説明、質疑、委員会付託後、本会議再開で可決、閉会した後、会派の仕事、兵庫県議会新型コロナウィルス感染症対策調整会議がありました。
事業の内容は
「1)感染拡大防止対策の強化と医療・検査体制の充実」は、
①マスク等衛生資材の確保と感染症拡大防止対策の強化、54.66億円
②検査体制及び医療提供体制の強化、50.87億円
③情報発信や相談体制の充実、8,700万円
④学校の臨時休業等を円滑に進めるための環境整備、8.79億円
⑤遠隔教育、テレワーク等の推進、6.52億円
の、121.71億円
「2)地域産業・県民生活への支援」は、
①企業等の事業継続支援、3,714.98億円
②雇用の維持支援、16.4億円
③農林水産物の需要喚起・事業継続支援、7.96億円
④生活に困っている世帯や個人への支援、28.32億円
⑤税制措置等による支援
の3,767.66億円
「3)収束後における地域の元気づくり」は、
①地域経済の活性化、14.35億円
②農林水産物の競争力強化、12.61億円
の26.96億円です。
テレビ報道等でも話題になっている休業要請を行った事業者に対する「経営継続支援事業」はこちらから。
補正予算は可決しましたが、休業要請分野でも「100㎡以下については要請していないもの」もあり、そのことについて、同様にしっかりと支援すべきだ!と会派内で強く意見がでました。
本会議終了後、知事からは「この感染症を一日も早く収束させ、その後大きな影響を受けている地域経済の回復を図る!緊急対策と今後への準備であるこれら事業の効果が早期に発現できるよう進める。阪神淡路大震災から立ち上がってきた兵庫県だからこそこの危機を必ず乗り越えられる。」と挨拶されました。
補正予算の概要はこちらからご覧下さい。
また国の制度も、経済産業省のホームページで随時更新されています。
頻繁にチェックされて下さいね。
投稿時間 令和2年4月24日 18:40