求めあうより支えあう

平成31年 おめでとうございます。

皆様におかれましては新年をお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。

平成最後の今年、干支は己亥(つちのとい)。含意は「若葉が成長する様子・忍耐強さを表す言葉から、忍耐強く日々成長していけるように」というそうです。

皆様それぞれが今年の目標や抱負などを立てて決意を新たにされておられると思います。私の抱負は「求め合うより支え合う」です。それぞれの幸せの追求はもちろんですが、他者の幸せを想う、その為に実践することがその人の幸せにつながると私は確信します。

一燈照隅万燈照国、自分が存在するその片隅を照らす、そういう同志が万という数になると国を照らすことになる。自分自身その努力をし続けることと、その同志を増やすことに注力したいと存じます。

昨年、兵庫県政150周年という節目の年でした。県民連携事業では多くの地域で150周年を感じながら未来を創造する事業が展開されました。また節目となった行財政構造改革は、収支均衡予算をはじめとした財政運営の目標を達成し、ポスト行革、新たな行財政運営に関する条例・運営方針を策定しました。

今年は平成から新たな年号に代わります。心を整えてその御代替わりの意義・時を迎えたいと思います。

東京オリンピック・パラリンピック、大阪万博とワクワクする話題も多いですが、海外に目を向けますと中国共産党100周年やロシアの動向、トランプ大統領の動向等目が離せません。

ピンチをチャンスに変える、そんな年になることを期待しながら、兵庫県、特に地元の安全安心なまちづくり、地域の元気づくり、農林水産業の発展、安心できる子育て、自立した人づくりを目指して今年も力を尽くす覚悟です。

今年が皆様にとって素晴らしい年でありますように、また皆様方のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。

毎年恒例の元朝式からのスタートです!

山口晋平 拝

投稿時間 平成31年1月1日 8:00